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将棋連盟の会長の報酬と歴代の一覧、そして羽生善治の年収は?

将棋連盟の会長の報酬と歴代の一覧、そして羽生善治の年収は?

 

日本将棋連盟は、2023年6月9日付で、羽生善治九段(52)の新会長就任を発表しました。

17代目の会長となります。

そこで、気になるのは会長の報酬額です。この記事では、日本将棋連盟会長の報酬や歴代会長の一覧、さらに羽生善治さんのプロフィールや年収について詳しく解説します。

将棋界のトップとしての役割を果たす会長の待遇や羽生氏の実績に迫りながら、将棋界の舞台裏に迫ります。

 

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将棋連盟の会長の報酬や年収、仕事は?

日本将棋連盟

会長の仕事

日本将棋連盟の事業内容の一部を紹介しますと、棋戦の主催や解説、機関誌の発行、全国での講習会や大会の開催、国際対局の支援などを通じて将棋の普及と発展を図っています。

さらに、将棋会館の設立や学校教育への取り組み、文化団体との連携も重要な活動です。

会長はこれらの事業の代表としての役割を担っています。

 

会長は日本将棋連盟において重要な役割を果たしています。

その中でも、事業開始前には、事業計画書や収支予算書、資金調達、設備投資などの管理や準備が求められます。これらの書類は理事会の承認を得る必要があります。

また、事業終了後には、事業報告書や付属明細書、貸借対照表、損益計算書(正味財産増減計算書)、財産目録などを作成し、理事会の承認を得る必要があります。

これにより、将棋連盟の活動の成果や財務状況が透明に報告されます。

会長は、将棋連盟の事業計画や収支予算の策定、資金調達や設備投資の計画、そして事業終了後の報告書作成など、組織の運営において重要な役割を果たします。

その責任と尽力によって、将棋連盟の発展と将棋文化の継承に勤めます。

※参考資料 公益社団法人日本将棋連盟定款

 

会長の報酬と年収

役員報酬規程を見てみますと、会長の報酬額は月額410,000円になっています。

年収計算でいくと、月額410,000円×12か月=4,920,000円

これに6月と12月には期末手当(ボーナス)が追加されます。

役員報酬規程には、期末手当(ボーナス)は、理事会で決定した金額と記載されていますが、公表はされていないため、仮に、年2回分で、2か月分~4か月分と想定した場合で計算してみます。

410,000円×2ヶ月分=820,000円

410,000円×4ヶ月分=1,640,000円

4,920,000円 +  820,000円(2か月分) = 5,740,000円

4,920,000円 + 1,640,000円(4ヶ月分   =   6,560,000円

将棋連盟会長の年収は、だいたい5,500,000円~6,500,000円と考えられます。

※参考資料 公益社団法人日本将棋連携役員報酬規程

 

日本将棋連盟の役割

日本将棋連盟の役割や、事業概要の目的から知ることができます。

事業概要には、目的として「将棋の普及発展と技術向上を図り、我が国の文化の向上、伝承に資するとともに、将棋を通じて諸外国との交流親善を図り、もって伝統文化の向上発展に寄与すること」と記されています。

参考:日本将棋連盟事業概要

 

歴代の将棋連盟会長一覧

日本将棋連盟は6月9日付で、羽生善治九段(52)が新会長となりました。

ここでは、初代から現在までの歴代の会長の名前と在任期間について紹介します。

17代目 2023年6月~ 羽生 善治
16代目 2017年2月~2023年6月 佐藤 康光
15代目 2012年12月~2017年2月 谷川 浩司
14代目 2005年5月~2012年12月 米長 邦雄
13代目 2003年5月~2005年5月 中原 誠
12代目 1989年5月~2003年5月 二上 達也
11代目 1976年12月~1989年5月 大山 康晴
10代目 1974年7月~1976年12月 塚田 正夫
9代目 1973年5月~1974年7月 加藤 治郎
8代目 1969年5月~1973年5月 丸田 祐三
7代目 1967年5月~1969年5月 坂口 允彦
6代目 1961年5月~1967年5月 原田 康夫
5代目 1957年3月~1961年5月 加藤 治郎
4代目 1955年3月~1957年3月 萩原 淳
3代目 1953年5月~1955年3月 坂口 允彦
2代目 1948年3月~1953年5月 渡辺 東一
初代 1947年12月~1948年3月 木村 義雄

 

羽生善治の年収とプロフィール

羽生善治氏のプロフィールと将棋界での功績について

  • 氏名: 羽生善治(はぶ よしはる)
  • 生年月日: 1970年9月27日
  • 出身地: 埼玉県所沢市
  • 段位: 九段
  • プロ入り年: 1985年(当時15歳)
  • 1989年、19歳で初タイトルとして竜王位を獲得
  • 1996年2月14日、将棋界で初の全7タイトル(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)の独占を達成
  • 2017年、史上初の永世七冠を達成
  • 2018年に棋士として初めて国民栄誉賞を授与

著書に『羽生の頭脳』『挑戦する勇気』『決断力』『大局観』ほか多数。

 

羽生善治氏の嫁や子供は

羽生善治九段は、1996年・25歳の時に畠田理恵さんと結婚しました。理恵さんは当時、アイドルや女優として活躍していましたが、羽生九段との結婚をきっかけに芸能界を引退しました。その後、2人の娘が誕生しています。

 

羽生善治氏の年収は

羽生善治氏の2022年の年収は約1千6百万円です。

ベスト10からは外れたものの、羽生善治氏の生涯年収は30億円と考えらえます。

このほかに、講演料や著述料などが加算されます。

そして、2023年からは、将棋連盟の会長となったことから、会長報酬として、月額410,000円×12か月や期末手当(ボーナス)が加算されますね。

 

ちなみに2022年の獲得賞金・対局料1位は、 藤井聡太さんで 1億2200万で、初の1位となっています。

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最後に

今回は、日本将棋連盟の会長報酬と歴代の一覧、そして羽生善治九段の年収について紹介しました。

将棋連盟の重要な役割や取り組みに加えて、羽生氏の活躍が将棋文化の発展にどのような影響を与えていくのか、また、将棋の魅力や価値を伝えるためにも、将棋界のリーダーたる会長の役割について、注目していきましょう。

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