歴史深く、地元民だけでなく観光客からも愛される「おたる潮まつり」が、2023年7月28日から30日まで開催されます。
おたる潮まつりは、おたる市の夏を彩る重要なイベントで、毎年多くの人々が訪れます。
この記事では、「おたる潮まつり」の各種情報を徹底的にご紹介します。
日程、花火大会の詳細、出店情報、祭りの歴史、そして穴場スポットまで、イベントを楽しむための情報が満載です。ぜひ、このガイドを活用して、おたる潮まつりを満喫してください。
スポンサーリンク
おたる潮まつり概要
名 称 第57回おたる潮まつり
日程・期間 2023年7月28~30日(3日間)
場 所 小樽市色内埠頭およびその周辺
主催者 おたる潮まつり実行委員会
「おたる潮まつり」は、海に感謝するとともに、小樽の歴史や文化を伝え、未来に向けた発展を願うお祭りとして、長年にわたって受け継がれてきました。昭和42年からはじまった本お祭りは、2023年で第57回目を迎えます。
2023年のキャッチコピーは「時は満ちた!躍動の夏」です。
おたる潮まつりの魅力
おたる潮まつりの最大の魅力は、何と言っても花火大会!
日本の花火は世界的にも有名で、その中でも北海道の花火は見応えがあります。
おたる潮まつりの花火大会は、約3000発もの花火が打ち上げられ、夏の夜空に幻想的な光景を見ることができます。
また、屋台も充実しており、地元の美味しい食べ物などが販売されています。さらに、屋台のゲームやステージアトラクションも楽しめます。
イベント内容
お祭り会場の中心となるステージでは、歌やダンスなどのパフォーマンスが行われるほか、小樽市内中心部では神輿のパレードやねりこみ、お祭りのメインイベントである花火大会では約3,000発の花火が小樽港に打ち上げられ、人々を魅了します。
2023年7月28日は、「潮音頭」「潮踊り唄」に合わせて踊る「潮ふれこみ」を、稲穂4丁目の都会館前からスタート。
7月29日は、「潮ねりこみ」が行われます。出発点は花園グリーンロードとなり、距離は約1.6km。「潮ねりこみコンテスト」では出場団体で踊りを競ったり、「とびいりDE踊り隊」では当日飛び入り参加できるなどの企画が、4年ぶりに復活する予定です。
最終日の7月30日は、みこし団体による「みこしパレード」が実施され、花園銀座商店街の公演前通り側からステージまで練り歩きます。また、午後8時からは、「道新納涼花火大会」が実施されます。
7月28日(金) | 午後6時~7時半 | 潮ふれこみ(都会館前出発) |
午後7時~8時 | 潮ふれこみ入場、開会式(ステージ) | |
7月29日(土) | 午後1時~9時 | 潮ねりこみ(花園グリーンロード出発) |
7月30日(日) | 午後1時~3時半 | 潮YOSAKOI&ダンスステージ(ステージ) |
午後2時~4時半 | みこしパレード(花園銀座商店街出発) | |
午後8時~8時50分 | 道新納涼花火大会 | |
午後8時50分~9時40分 | 閉会式(ステージ) |
潮ねりこみ参加団体募集開始!
第57回おたる潮まつり実行委員会では、「潮ねりこみ」への参加団体を募集しています。
小樽市の中心部を舞台に、みんなで夏の喜びを共有する絶好の機会となるでしょう。
潮ねりこみのコースは、花園グリーンロードから小樽港第3号埠頭までの約1.6キロメートル。この距離を、仲間たちと一緒に練り歩き、夏のお祭りを盛り上げます。
チームは5人以上から参加可能です。
25人以上の団体は自身だけの梯団(ていだん)を組むことができます。5〜24人の団体は他の団体と合同で梯団を組むこともあります。
そして、5人未満の小グループや個人の皆さんには、「とびいりDE踊り隊」に参加するチャンスが!事前申し込みは不要なので、気軽に参加してみてください。
この「潮ねりこみ」への参加は無料。自分たちの団体名や人数、希望する出発時間などを専用フォームに入力し、7月20日までの申し込みです。
質問がある方は、平日の実行委事務局(市観光振興室内)にお電話。電話番号は0134-32-4111、内線7450です。
出店情報
お祭り広場では。グルメや物販、体験コーナーが集まります。
屋台はお祭りの楽しみの一つであり、例年100以上の屋台が出店されます。
飲食系では、焼き鳥やビアガーデン、お好み焼きややきそば、かき氷やクレープなどのほか、北海道の郷土料理であるジンギスカンなども味わえます。また、くじや射的などを楽しめるゲーム系の屋台も出店されます。
2023年のおたる潮祭りでは、現在、第三号ふ頭では、新たな観光・商業施設を建設中で、マリン広場の半分ほどしか使えないため、露店数が減るようですが、その分、キッチンカーを増やして120店舗を見込む予定としています。
2023年の詳細の出店名やレイアウトは、公式サイトで後日確認することができます。
-
「おたる祝津ニシン・おタテ祭り2023」徹底ガイド:概要、イベント情報、周辺観光スポットまで!
2023年6月3日、4日に開催される「おたる祝津ニシン・おタテ祭り」は、小樽市の恒例イベント「おたる祝津にしん群来(くき)祭り」と、2022年秋に初開催された「おタテ祭り」が統合リニューアルされた一大 ...
おたる潮まつりの歴史
北海道小樽市の歴史的なイベントである「みなと小樽商工観光まつり」は、1958年(昭和33年)の北海道博覧会小樽会場の成功を受けて企画されました。
この祭りは、市民の生活の潤いを提供すると同時に、小樽商圏の拡張や観光事業の振興に貢献することを目的としています。
それまでの夏の行事である「港まつり」、「競争花火大会」、「北海道工業品共進会」などは、外来客を誘致するために集中して開催されていましたが、「みなと小樽商工観光まつり」は北国の短い夏の期間中に開催され、地元の方々にとっても外来客にとっても楽しめる観光行事となりました。
この祭りは1959年(昭和34年)から1966年(昭和41年)まで8回にわたって開催され、小樽の商工業を宣伝すると同時に、地元経済の発展に大きく貢献。年々盛んになっていましたが、一部からは「総花式の行事のオンパレード」といった批判を寄せられていました。
総花式とは、すべての関係やにまんべんなく利益・恩恵を持たせるやり方のこと。
そのため、準備委員会はこれらの意見を参考に、まつりの在り方を全面的に改めることを決定。
一般市民9人からなる企画小委員会が設けられ、新しいアイデアが出るように構想を練り上げ、数々のアイデアの中から「潮まつり」という新しいコンセプトが生まれ、今日に至るまで続くまつりの基礎が築かれました。
各運営委員会などの審議を経て、1967年(昭和42年)8月4日、今日の「潮まつり」が始まりました。
おたる潮まつりの3つの基本構想
1.小樽の特異性を生かし、長期的な発展を期することができるもの。
2、行事は総花的でなく、「潮まつり」を中心行事に決定して焦点に置く。
3、街ぐるみ、老若男女20万市民が一体となって楽しめるもの。
標題の「潮」の意味は、
海に育ち、海に生きる小樽市民の燃えるような意気と気概を「潮」のしぶきのイメージで表現したもので、動的な流れ、いわば躍進する郷土の明日のために考えついた名称である。
出典:http://otaru.ushiomatsuri.net/gallery/about
おたる潮まつり花火大会
おたる潮まつりのメインイベントは、道新納涼花火大会です。
この花火大会では合計約3,000発が、小樽の夜空を彩ります。
神輿パレードや潮ふれこみなど、盛り上がったフィナーレを飾るのがこの花火大会です。
小樽の夜空と海面が、花火によって華やか色に広がります。
ここでは、開催日や打ち上げ場所、穴場の見学スポットを紹介します。
おたる潮まつり花火大会開催日
開 催 日: 2023年7 且30日(日)お祭り最終日
開催時間: 午後8時~午後8時50分
花火の打ち上げ場所
場所 :色内埠頭公園
住所:北海道小樽市色内3丁目12
色内埠頭公園は、JR小樽駅から徒歩で約17分ほどです。
-
2023年小樽港クルーズ船寄港ガイド:入港予定船とターミナル位置、ダイヤモンド・プリンセスの魅力
2023年に小樽港に寄港するクルーズ船の情報を詳しく解説します。 その中には、海を渡ってくる豪華客船ダイヤモンド・プリンセスの魅力も含まれています。クルーズ船が到着するその瞬間は、異国の ...
花火大会穴場見学スポット
【旧北海製罐小樽工場第3倉庫の横の橋の上】
花火大会を見るなら、旧北海製罐小樽工場第3倉庫の横にある橋の上がおすすめの場所です。
【小樽天狗山】
小樽天狗山にはロープウェイがあります。
また、山頂には、車で行くこともできます。
天狗山からは、夜景と花火の両方が楽しめます。
-
小樽天狗山徹底解説:由来、アクセス、展望台、ロープウェイ、ジップライン、熱気球
小樽天狗山は、北海道小樽市にある魅力溢れる観光スポットです。 その由来やアクセス方法、展望台の美しい景色、ロープウェイ、スライダーやジップラインなどのアクティビティ、さらには熱気球での空 ...
最後に
今回は、おたる潮まつりを紹介しました。
おたる潮まつりは、北海道小樽市で毎年開催される、夏の風物詩として知られる祭りです。
日本海に面した小樽ならではの、海に関するこのイベントは小樽市民だけでなく、道内、道外など多くの人々に愛されています。
短い北海道の夏を存分に楽しめるお祭りです。
ほかにも小樽では素敵なイベントが開催されます。
秋には小樽産シャコを楽しむことができる「小樽しゃこ祭り2023」なども開催されます。別のページで紹介していますので、合わせてお読みください。
-
小樽のシャコ徹底解説:時期や食べ方、しゃこ祭り2023、市場、シャコ丼まで!
北海道小樽市は、豊富な海の幸が自慢の観光名所です。その中でも特に注目されるのが、春と秋に漁獲される「シャコ」です。 この記事では、シャコの時期や食べ方、待ち遠しい「しゃこ祭り2023の情 ...